2020年10月2日

『ZIPAIR』、セルフオーダーシステムをLCC初導入
－コンタクトレスの機内サービスを実現－

株式会社ZIPAIR Tokyo及びCollins Aerospace社は、旅客機内でお客さま自身のスマートフォンやタブレット端末から、軽食をはじめとした機内販売品を注文できるセルフオーダーシステムを共同開発し、LCCで初導入します。新しく開発したセルフオーダーシステムによって、お客さまの希望のタイミングで、客室乗務員を呼ぶことなく、ご自身の端末から商品をお買い求めいただけます。さらに、ZIPAIR機内では完全キャッシュレス決済を導入し、「コンタクトレス」の機内サービスを提供します。

【セルフオーダーシステムを通じた軽食及び機内販売の提供について】

ZIPAIRの全フライトで、当社ボーイング787型機に設置した機内Wi-Fiにより、お客さま自身のスマートフォン、タブレットを使用して、軽食及び機内販売のセルフオーダーシステムをご利用いただけます。

お客さまの端末上で、商品ラインアップや在庫状況の確認、注文、決済までの一連の手続きが完結しますので、お座席に座ったまま、オンラインショッピングのように軽食や機内販売品をご購入いただけます。ご購入いただいた商品は客室乗務員がお座席までお届けします。

（セルフオーダーシステムの画面及び利用イメージ）

株式会社ZIPAIR Tokyoについて

株式会社ZIPAIR Tokyoは、日本航空株式会社の100%出資によって設立された、日本初の中長距離国際線LCC(格安航空会社)です。成田国際空港を拠点とし、成田＝バンコク線及び成田＝ソウル線への旅客便就航を予定しております。

Collins Aerospace社について

Collins Aerospace Systemsは、Raytheon Technologies Corp. (NYSE: RTX) の一部門であり、グローバルな航空宇宙・防衛産業へ、技術的に先進かつ知的なソリューションを提供するリーディング企業です。2018年にUTC Aerospace SystemsとRockwell Collinsが合併されて作られたCollins Aerospaceは、飛躍的に発展しているグローバルマーケットの需要に応じ、お客様の最も厳しい課題を解決する能力と幅広いポートフォリオを持っています。より詳しい情報はCollinsAerospace.com をご参照下さい。

Raytheon Technology Corporationについて

Raytheon Technologies Corporationは、世界中の商業、軍事、政府機関の顧客に高度なシステムとサービスを提供する航空宇宙および防衛関連企業です。 195,000人の従業員と4つの業界をリードするビジネス（Collins Aerospace Systems、Pratt＆Whitney、Raytheon Intelligence＆Space、Raytheon Missiles＆Defense）を擁する同社は、アビオニクス、サイバーセキュリティ、エネルギー、電気推進、ハイパーソニックス、量子物理学を推進するソリューションを提供しています。レイセオンカンパニーとユナイテッドテクノロジーズコーポレーションの航空宇宙事業を組み合わせて2020年に設立された当社は、マサチューセッツ州ウォルサムに本社を置いています。

【株式会社ZIPAIR Tokyo西田代表取締役社長コメント】

ZIPAIRは、セルフオーダーシステムの導入によりコンタクト回数を減らすことで、「ニューノーマル」時代にもお客さまに安心して航空機をご利用いただけるようになると確信しています。
ZIPAIRは、お客さまがフライト時間を短く感じられる航空会社でありたいと考えており、「自分らしく」自由に機内でのひとときを過ごせることを理想としております。お客さまが、欲しいと思ったときにサービスを受けられること、これが私たちの目指す姿です。

【Collins Aerospace Clotilde Enel-Rehel航空・ネットワークサービスゼネラルマネージャーコメント】

私たちは、ZIPAIRと提携して乗客と乗務員の安全性を向上させる革新的なソリューションを提供できることを光栄に思います。

以上